【内見放浪記 その1】賢い不動産業者の選び方
内見放浪記とは……
内見(ないけん)を繰り返し、理想の物件に出会うまで何度となく足を運び下見すること。
理想の物件を探す旅、第1回目は良い不動産仲介業者さがしから。
不動産やさんを探そう
まずはターゲットとするエリアに詳しそうな不動産屋さん(不動産仲介業者)さがしから。
ターゲットエリアを決める
今回シェアハウスをオープンさせようと思ったターゲットエリアは、
- 下北沢
- 渋谷
- 世田谷
- 表参道
- 原宿
あたりの物件。
理由は、2012年に渋谷ヒカリエがオープンするほか、渋谷・恵比寿周辺に若いスタートアップ企業が集積していたから。
「ものづくり系シェアハウス」「クリエイターのためのシェアハウス」「できれば異業種のクリエイターを集めたい」というコンセプト自体は決まっていたため、ものづくりにスルドいエリアへ的を絞ったのである。
ターゲットエリアに近い不動産業者を選ぶのが良い
実はこのエリア以外にも、池袋・新宿などに位置する不動産業者も見て回ったのだけれども、やっぱりターゲットエリアに近いほうが目的の物件へすばやく訪問できて有利。シェアハウス立ち上げ期の時間節約のためにも、ターゲットエリアに近い不動産業者をえらびましょう。
いくつか物件を見てみる
渋谷で良い感じの不動産やさんが見つかったので、本格的にここでお願いすることに。渋谷だったらみんなも簡単に立ち寄れて便利だよね。
といってもターゲットエリアへの近さだけで、あとは基本的に変わらないのでどこ選んでも別段違いはないです。
【業者間サイトの存在】
インターネットが発達した現代においては、もはや各不動産業者の違いはほぼ無いらしいです。RainsやSuumo業者間サイトといったサイトによって、業者が違っても横の連携が取れているのです。
閲覧には専用のID・パスワードが必要。後に良い物件を探すため、このサイトを見るためだけに不動産屋さんに足繁く通うことになります……。
さっそく不動産屋さんから提示された物件をいくつか見てみることにします。
サニーサイド上馬 駒澤大学徒歩8分 298,000円/月
まず気になったのがこちらの物件。
もともと寮として使われていたらしく、シェアハウスには向いてそうな物件。
ただ、ちょっと部屋数的に予算オーバー&ナシな感じ。和室8畳+和室6畳が分割不可(入り口が1つしかない)し、そうすると4人しか住めないことになってしまう。賃料だけで一人あたり8万円弱。シェアハウスを運営するのにこれは厳しい感じがした。
というわけでお見送りに。
【この物件のデータ】
- 賃料:298,000円
- 敷金:3ヶ月
- 礼金:2ヶ月
- 住所:世田谷区上馬4-31-9
- アクセス:田園都市線・駒澤大学駅徒歩8分
- 部屋数:6LDK
- 専有面積:150.66 m^2
- 築年月:昭和61年3月
- 駐車場:あり(有料)
- 備考:もともと寮だった
原町2丁目戸建 牛込柳町徒歩1分 290,000円
次に気になったのはこの物件。
4階建ての戸建て住宅。シェアハウスが入居するにはこれくらいの物件のほうがいいのかも、とココロ揺れる。
トイレが1階と2階にあるのもいい!
しかしやはり4部屋しかない上に、上の物件と同じ理由で予算オーバー。。
「納戸を居室として開放する!」みたいな強硬案もあったのですが、人間らしい生活を守れずして何がシェアハウスか……という懸念があり断念。
【この物件のデータ】
- 賃料:290,000円
- 敷金:2ヶ月
- 礼金:1ヶ月
- 住所:東京都新宿区原町2-15
- アクセス:都営大江戸線「牛込柳町駅」徒歩1分
- 部屋数:4SLDK
- 専有面積:111.78 m^2
- 築年月:平成11年10月(あたらしい!)
- 駐車場:1台
- 備考:LDKひろめ!4階!
こうして、長い長い内見放浪記が幕を開けたのである……!(つづく)
(モクハブ編集長 ニタサカアツシ)
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